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高齢者虐待・身体拘束に関する研修会報告 2019.08.23

『高齢者虐待と身体拘束に関する研修会』に参加し,院内で研修発表を行いました。 今回参加した研修で,身体拘束を行う前の評価(切迫性・非代替性・一時性)が重要であることや、体の動きを物理的に封じる拘束だけでなく「ちょっと待ってて」などの言葉による拘束(スピーチロック)も拘束の一つとして認識し、対応に注意しなければならないという事を学び、虐待とは言い切れない『不適切ケア』を放置せず、接遇を見直すことが虐待防止に繋がるということを報告しました。 病院では、患者の命の安全を優先するあまり、安易に『身体拘束』という選択肢を選んでしまう事があると思われますが、人間の尊厳を考えた時に果たしてその対応が正しいのか、換わりになる方法はないか、ケアをする時に一度立ち止まって考える事が必要ではないかと感じました。 この研修報告を通して、一人ひとりの接遇を改めて見直す機会になれば良いと思います。 (ソーシャルワーカー:T)

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