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サルコペニアについて 2022.10.28

 サルコペニアという病気をご存知ですか?サルコペニア(Sarcopenia)とは加齢や病気のために生じる筋肉量の減少や筋力、身体機能の低下のことを指します。サルコペニアになると、要介護状態になる可能性が高くなるという研究結果も出ており、サルコペニアの予防や治療が重要とされています。

 がくさい病院ではサルコペニアという病気を診断するために、筋肉量を測定するための機器(In Body(R))を導入しました。これにより患者さんごとに必要な運動や食事を考えて、リハビリテーション治療が行えるようになることを目指しています。また回復期リハビリテーション病棟に入院される方には、サルコペニアと診断される方が多いとも言われており、回復期リハビリテーション病棟におけるサルコペニアの実態などについての調査も行っていきます。

 「年をとったから、筋肉が減って、脚が細くなるのは仕方がない…。」ではなく、「がくさい病院に入院したから、筋肉がしっかりついて、転びにくくなった!」と言って頂けるようにリハビリテーション治療をすすめて参ります。
 現在は外来患者さんに対しての筋肉量の測定は行っていませんが、今後、検討していきたいと考えています。

(リハビリテーション科医師:S)

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